ビットコインを現金化するまで
みなさま、ビットコインに興味はありますか?
2020年も残りわずかですが、年末にかけてビットコインの最高値を更新しています。
以前の2017年頃のブームで高値掴みになっていた人にとって助け舟になりましたね。
逃げるなら今ですよ。
ちなみに私はビットコインは全く興味はありません。
興味がないといいつつなぜこんなタイトルの記事を書いているかというと、2018年頃に遊びでマイニングしていたビットコインの欠片(0.005BTCほど)が残されていたので、それを現金化しました。
前々からそのうち現金化しようと思いつつ、手をつけていなかったのはズバリ税金がよく分からなかったから。仮想通貨は税金がやばいというようなネット記事をよくみていたので放置していました。
その後、2年近く放置していましたが、最近税理士の大河内薫先生のYoutubeで仮想通貨の税金について解説されていました。
要約すると、仮想通貨だから特別な扱いがあるわけではなく、確定申告で利益を雑所得として計上するだけで、他の所得と合わせて税金を処理できるようです。2020年分も確定申告予定なので今年で片付けてしまうことにしました。確定申告については2月ごろに記事にします。
ビットコイン現金化の準備(受け入れwalletの準備)
まず、現金化するために、ビットコインと日本円を扱える交換所が必要になります。
おそらく最初で最後の取引になると思うので口座はどこでも良いですが、楽天経済圏のついでに楽天ウォレットで口座を作成しました。
口座を作って初めて知ったのですが、楽天ウォレットは専用のスマホアプリで取引するようです。若者を釣るためにはスマホでスタイリッシュに取引するってのが必要なのですね(笑)。
ログイン後の画面はこんな感じです。
ビットコインを口座間でやりとりするためにはwalletのアドレスが必要になります。
楽天ウォレットで自分のアドレスを確認します。ビットコインを選択すると上にコインが入るような矢印がであり、こちらでビットコインアドレスが確認できます。ビットコインアドレスは英数字34文字の文字列になります。こちらをコピーしてメモしておきます。
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ビットコインの送付手続き
続いてビットコインを送る側の手続きをします。
以前、仮想通貨のマイニングに使っていたのはNiceHashというサービスです。
NiceHashはPCにマイニングソフトをインストールすると、さまざまな仮想通貨の中で使っているPCで一番効率よく発掘できる対象を自動で選んでマイニングし、その報酬をビットコインとしてウォレットに貯めることができます。
ほぼ2年近く放置していましたが、アカウントは残っており無事ログインできました。
当時、1BTC=80万円ほどで0.005BTCの欠片は4,000円くらいだったと思いますが、今は1万円超えていました。流石に1万円超えるとやる気が出てきます。
NiceHashでビットコインを送金するためには、WalletsからWITHDRAWを選択します。
初めて送付するアドレスは、Add new withdrawal addressから登録します。
BTC withdrawal Addressにコピーした楽天ウォレットのBTCアドレスをペーストします。
1文字でも間違えると送金したビットコインは行方不明になるので慎重に確認しましょう。
続いて、Withdrawから実際に送付します。
送付先のアドレスをWithdraw toで先ほど登録した楽天ウォレットの口座を選択し、Amountで送付するビットコイン数量を指定します。ここではUSE MAXで全額設定しました。Processing timeで実際に送付されるまでの目安時間、Network feeは送付にかかる手数料が確認できます。
あとはWithdrawをクリックして進め、successfully withdrawnが出れば送付完了です。
実際に送付手続きが行われる24時間まではキャンセル処理できるようでした。
楽天ウォレットへ入庫〜日本円へ交換
NiceHashから楽天ウォレットへビットコインの入庫が完了すると、「【楽天ウォレット】入金/入庫完了のお知らせ」というタイトルでメールが届きます。かかった時間は、NiceHashで送付手続きをしてから約24時間後に実際にビットコインの処理され、楽天ウォレットで入庫完了になるのは3時間ほどあとでした。
入庫後はさっさと売却します。
ビットコインのウォレットを選択し全額を売却します。
売却後は日本円ウォレットに入金されているので出金します。楽天銀行であれば口座登録とかなくそのまま出金できました。入庫〜売却〜出金まで3分ほどで完了です。
楽天ウォレットのアプリはシンプルでわかりやすいですね。
まとめ
さて、ここまでビットコインを売却するまでの手続きを長々と書いてきました。
実際にかかった時間は、楽天ウォレットの口座登録から開設完了まで土日を挟んだ影響もあり3日、NiceHashからの送金に1日、楽天ウォレット上の売却まで3時間ほどでした。
実際の作業としてはトータル3時間ほどで1万円ちょいの売却ができたので時間単価は上々です。
さて、初めて仮想通貨を売却をした感想は一言、
手数料がバカ高い!
送金〜売却までにかかった手数料は、
- NiceHashから送金時のNetwork Fee:138円
- 楽天ウォレットの売買手数料(買値と売値の差):約500円
- 楽天ウォレットから銀行への出金手数料:300円
多少計算間違っているかもしれませんが、トータルで1000円近くかかったかと思います。
資産の10%近い手数料がかかるのは、銀行が老人相手に売りつけているぼったくり投資信託以上の手数料ですね。さらにビットコイン自体は価値を生み出すわけではなく、売買でしか損益が出ないことを考えると、典型的なゼロサムゲームです。
2020年はコロナ対策として各国の金融緩和や、プロの投資機関がビットコインを本格的に買い始めた等々の話があり、急激にビットコインの価格が上昇しています。そのため投資系Youtuberなどインフレ対策としてビットコインをおすすめする人が増えていますが、個人的には近づきたくない資産であると実感しました。
まあ投資は自己責任でお願いします。
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