【レビュー】M1 MacBook Airで20W充電器を試した – Anker PowerPort III nano 20W

Anker PowerPort III nano MacBook

M1 MacBook Air用の持ち運び向け充電器選び

 2020年11月に登場したAppleシリコン搭載のMacBook Airで20W充電器が使えるか試してみました。
MacBook Airでは30W充電器が標準で付属していますが、外出や旅行で便利なより軽量コンパクトな充電器が使えるか試しました。今回、試したのはこちら。

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そして結論:外出、旅行用に十分使える!まあ、家で使うなら30Wかな。

Anker powerPort III nano 20Wの紹介

 今回試したAnkerは充電器やバッテリーを作っているメーカーで、PCやスマホ標準で付属している充電器より小型で高性能な製品を安価で提供してくれています。Amazonで探せばもっと安い商品もあるかもしれませんが、100Vコンセントに挿す充電器は火を吹く危険性もあるので信頼性が大事です。Ankerの他にはAukeyやRAVpowerといったメーカーが人気ありますね。

 そのAnker製の充電器であるPowerPort II nano 20Wの一番の特徴はそのサイズ。
昔のスマホ用の5W充電器と同じサイズで、タブレット端末やスマホの高速充電で使える20Wを供給できます。手持ちのUSB充電器と並べてもその小ささがよくわかります。左からAppleの5W(昔のiPhone付属)、Anker 20W(紹介品)、Apple標準18W(iPad Pro付属、iPad air4世代から同サイズで20W)、そしてApple標準30W充電器です。

 

スペックを比べるとこんな感じです。
5Wクラスの充電器より一回り大きいサイズで20W対応しています。同じクラスのApple 18Wと比べても体積や重量もの半分以下と非常にコンパクト。

なぜこんなに小さくできたかというと、GaN(窒化ガリウム)トランジスタという高性能な半導体を採用しているためになります。さらに、値段もApple標準品より安いため充電器が付属しなくなったiPhone12でもAnkerの充電器がおすすめになります。

  サイズ(幅*高さ*奥行き) 体積 重さ 値段
Apple 5W 26*26*28mm 18.9cm3 25g 2,200円
Apple 18W 43*26*41mm 47.6cm3 60g 2,200円
Apple 30W 56*28*56mm 87.8cm3 106g 5,280円
Anker 20W 27*27*29mm 21.1cm3 30g 1,780円

 

GaNトランジスタを使うとなぜ高性能になるのかというのはイチケンさんのYoutubeが分かりやすいです。

新技術 窒化ガリウム(GaN) USB充電器について解説します。Anker PowerPort Atom III slim. | Why GaN charger is very small?

充電テスト

さて、前置きはこれくらいにして、実際の充電結果を紹介します。
ここではタイトル通りM1 Macbook Air 2020モデルで充電を試しています。充電時間は20%から100%になるまでの時間を計測しました。なぜ20%スタートなのかというのは、本ブログのテーマは100%を目指さず80%で済ますのをモットーにしているからです。

その他、条件としては充電中はスリープ状態で、時々バッテリー容量を確認するためにスリープ解除しています。充電中はUSB-Cの電流電圧計で給電が0mAとなった時を完了としました。

充電開始後の様子はこちらの通り。最初は電圧8.44Vと電流2.19Aでおおよそ18.5Wの供給ができています。※簡易メーターと思うので細かい数字は気にしないでください。

電流電圧測定

実際の結果についてです。Anker 20W充電器での充電時間はこちらの通り。
80%から100%までの時間は3時間4分でした。

Anker 30W充電器の充電経過

比較として、Apple標準の30W充電器はこちらの通り。
80%から100%まで2時間16分です。

結果をまとめるとこんな感じ。0-100%の時間は赤ペンなめなめ(線形補完)の予想になります。感じ方はそれぞれだと思いますが、十分使えると言えるのではないでしょうか。

  20-100% 0-100%予想
Anker 20W 3時間4分 3時間47分
Apple 30W 2時間16分 2時間40分

使いながら給電

続いて、Macを使っている状況で十分給電できるのかという点です。

パソコン自体の消費電力を正確に測ることはできないので、30W充電器を使ってPCの負荷に応じてどの程度の給電されるのかを見ることで、20Wで賄うことができのかを見てみます。簡単に試せる方法で測定した結果はこの通りです。

  電圧(V) 電流(A) 電力(W)
アイドリング(明るさ最小) 19.8 0.08 1.6
アイドリング(明るさ中間) 19.8 0.16 3.2
アイドリング(明るさ最大) 19.8 0.32 6.3
Youtube視聴(明るさ50%) 19.8 0.25 4.9
CPU100%(Cinebench) 19.5 1.15 22.4
GPU100%(Geekbench5) 19.6 0.8 15.7

さすがにCPU100%の状況では20Wを上回る給電が必要になっているので、このような状況だと20W充電器では電源繋いでいるのに徐々にバッテリーが減ってしまうことになります。

一方、Youtubeを見るといった一般的な使い方では5Wに満たない電力で済んでいます。時間はかかるけど使いながら充電もできそうです。(というか、Wifiで通信しながらH.264のFull-HD動画をデコードするのって2W弱でできる処理でしたっけ?)

あとは、動画の編集やエンコードでどれくらい消費するのかは機会を見つけて試してみたいと思います。

まとめ

 今回は、M1 Macbook Airで20W充電器が使えるのかどうかを試してみました。充電能力としては多少時間がかかるものの十分使えると思います。また、一般的なパソコンを使っている状況は電源繋いでいるのにバッテリーが減ってしまうことはないでしょう。

 Appleシリコンを搭載したMacbookの特徴は、低消費電力なのに一般的な用途の処理はサクサクこなしてしまうことにあります。その低消費電力を活かして、外出や旅行のときに大きくて重い充電器の代わりに、20W充電器を使うのは大きなメリットとなるのではないでしょうか。

 

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